概要

コンセプト

２０００年の国勢調査で、埼玉県川口市の外国人口数は、日本で第７位の８０２０人。 その後も増加を続け、２００６年現在は、１５９４９人。
川口市では、約３０人に１人は、外国人ということになります。また、国別では、アジア系の人々が主となっています。 （市内外国人人口８位タイ２０８人） 残念なことに、一般市民との交流は多くありません。私たちは、この 町に外国 人が増え続ける事実と彼らの存在は無視することのできないものだと考えています。それは、この町の特徴を町の可 能性とすれば、国際的に多様な価値観を身につけることができる魅力的な可能性となりうるからです 。

元東京大学教授・建築家・安藤忠雄氏は次のように言って います。

「私は世界中の子供達が、音楽や絵画や 彫刻といった芸術をとおして、お互いに交流し、違いを認め、対話を続け成長して いき、そんな時間の中で、自分達 がこのかけがいのない地球にともに住んでいることを大切に考えながら心豊かに生きていけるような場所をつくりたいと 思っている。」
（「２１世紀の芸術の役割」引用）

本企画では、幼稚園ー中学生までの子供を対象に、アートワークショップを通して、日常で経験が出来ない空間や制作を経験してもらうことで、地域に住む外国人やアジアへの価値観を変化させ、さまざまな可能性を含んだ心の 豊かさを高めることを目的としています。

タイとの交流が盛んな相田ちひろと、この川口に住む増井真理子が、会場づくりやアーワークショップ事業を企画させていただきます。私たちは、このような企画がこの町の未来にとって特に重要であると考えています。

助成　川口市ボランティア人づくり基金による「市民提案夢づくり助成」
後援　川口市　川口市教育委員会　埼玉新聞社　ＮＰＯ法人川口国際交流クラブ　国際交流会さいわい日本語クラブ
協力　バーンロムサイ　コミュニティーアート船橋